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第2回おおさかシネマフェスティバル開催決定!詳細情報はこちらから!

+ 「映画の再発見シリーズ」
■主催/コミュニティシネマ大阪実行委員会・(財)大阪都市協会


第1回おおさかシネマフェスティバル

●第1回おおさかシネマフェスティバル 映画ファンのための映画まつり


ゲスト&市民賞決定!!(ゲストは更に交渉中)

中島らもさん追悼トークショー
 ゲスト…中島美代子(中島らもさん夫人)
     李闘士男(『お父さんのバックドロップ』監督)(予定)
     小堀 純(編集者・ライター・季刊「劇の宇宙」編集長)
     村上知彦(まんが評論家・編集者)

2005ベストテン表彰式
 出席者…主演男優賞:藤竜也(『村の写真集』)
     脚本賞:渡辺あや(『メゾン・ド・ヒミコ』)
     撮影賞:釘宮慎治(『蝉しぐれ』)
     新人監督賞:李闘士男(『お父さんのバックドロップ』)
     特別賞:杉山平一

市民賞  『ALWAYS 三丁目の夕日』(山崎貴監督)


■会場:大阪市立鶴見区民センター(大阪市鶴見区横堤5-3-15)
(JR・地下鉄「京橋駅」より6分、地下鉄長堀鶴見緑地線「横堤駅」下車すぐ)
■開催日:2006年2月3日(金)〜5日(日)
■プログラム:
◎2月3日(金)
●大阪出身の女流文学者・山崎豊子原作特集1
12:20 『白い巨塔』(終了14:50)
15:15 『女系家族』(終了17:06)
17:30 『華麗なる一族』(終了21:01) 
◎2月4日(土)
●大阪出身の女流文学者・山崎豊子原作特集2&幻の大阪映画、50年ぶりに発見!
10:00 『華麗なる一族』(終了13:31)
14:00 『花つみ日記』とトークショー(終了15:53)
    ※トークショー『大阪を舞台にした映画をめぐって』(映画上映後)
ゲスト:川本三郎(評論家)VS.上倉庸敬(大阪大学大学院文学研究科教授)
16:20 『白い巨塔』(終了18:50)
19:15 『女系家族』(終了21:06)
◎2月5日(日)
●ベストテン発表・表彰式開催
 〜多彩なゲストを迎えて開催する映画のお祭り!
●ベストテン映画特別上映!
●新作特別プレミア上映
10:00  挨拶
10:20 〈ベストテン入選作品上映1〉『メゾン・ド・ヒミコ』上映
13:00 〈ベストテン入選作品上映2〉『お父さんのバックドロップ』上映
15:00  中島らもさん追悼トークショー
ゲスト…中島美代子(中島らもさん夫人)
李闘士男(『お父さんのバックドロップ』監督)(予定)
    小堀 純(編集者・ライター・季刊「劇の宇宙」編集長)
    村上知彦(まんが評論家・編集者)
15:30 2005 ベストテン表彰式&市民賞発表\r
   2005ベストテン表彰式
     出席者…主演男優賞:藤竜也(『村の写真集』)
         脚本賞:渡辺あや(『メゾン・ド・ヒミコ』)
         撮影賞:釘宮慎治(『蝉しぐれ』)
         新人監督賞:李闘士男(『お父さんのバックドロップ』)
         特別賞:杉山平一
   市民賞  『ALWAYS 三丁目の夕日』(山崎貴監督)
16:50 『るにん』奥田瑛二監督トークショー(対談:大森一樹監督)
17:20 〈新作特別プレミア上映〉『るにん』上映
■料金:2月3日(金)、4日(土)(各回入れ替え制) 
前売: 800円/ 2回&ペア券 1400円
当日: 一般 1000円 / 学生・シニア(60歳以上) 800円
2月5日(日) (一日通し券)  
前売:2000 円  当日:2500 円
■お問い合わせ先:TEL 06(6261)3563
  おおさかシネマフェスティバル実行委員会 事務局担当:小林、渡辺[(財)大阪都市協会 内]
■主催:おおさかシネマフェスティバル実行委員会、大阪市、(財)大阪都市協会
■共催:OSAKA ASIAN BEAT推進協議会
■協力:東京国立近代美術館フィルムセンター
■助成:(財)地域創造


『第1回 おおさかシネマフェスティバル』ベストテン作品および個人賞 発表!

ベストテン (2004年12月1日〜2005年11月30日までに大阪で公開された作品)
☆日本映画☆
1.パッチギ!
2.メゾン・ド・ヒミコ
3.ALWAYS 三丁目の夕日
4.村の写真集
5.カーテンコール
6.いつか読書する日
7.運命じゃない人
8.カナリア
9.火火
10.お父さんのバックドロップ
次点.亡国のイージス
☆外国映画☆
1.ミリオンダラー・ベイビー
2.エレニの旅
3.酔画仙
4.輝ける青春
5.インファナル・アフェアⅢ/終極無間
6.大統領の理髪師
7.クローサー
8.マルチュク青春通り
9.世界
10.アビエイター
次点.ウイスキー

個 人 賞
☆日本映画☆
監督賞:犬童一心
主演女優賞:柴咲コウ
主演男優賞:藤竜也
助演女優賞:藤村志保
助演男優賞:西島秀俊
脚本賞:渡辺あや
撮影賞:釘宮慎治
音楽賞:加藤和彦
新人賞:沢尻エリカ、堀北真希、神木隆之介
新人監督賞:李闘士男
自主制作賞:綿井健陽『Little Birds』
特別賞:杉山平一
☆外国映画☆
監督賞:クリント・イーストウッド
主演女優賞:ヒラリー・スワンク
主演男優賞:チェ・ミンシク
助演女優賞:レニー・ゼルウィガー
助演男優賞:モーガン・フリーマン


「おおさかシネマフェスティバル」をサポートしていただけるスタッフを募集しています。
   チラシの配布や当日の運営が主な業務内容です。
   チラシの設置やポスターを掲示していただける場所も探しています。
活動に対する交通費やギャランティのお支払いはできませんのであらかじめご了承ください。


作品紹介
『女系家族』
1963年/大映京都/111分/カラー
◎監督:三隅研次 ◎原作:山崎豊子 ◎脚本:依田義賢 ◎撮影:宮川一夫 ◎美術:内藤昭 ◎音楽:斎藤一郎
◎出演:若尾文子、京マチ子、高田美和、鳳八千代、田宮二郎、中村鴈治郎、浪花千栄子
◆山崎豊子原作による大阪・船場ものの傑作。伝統の暖簾を誇る老舗の主人が美しい三人の娘を残し急死した。遺産相続をめぐり険悪となる三姉妹のもとに、さらに父親と関係のあった女性(若尾)が現れる……。欲望に取りつかれた登場人物たちを唖然とさせる爽快な結末。鴈治郎をはじめ達者な大阪弁を話す出演者の中にあって、仙台出身の若尾文子が正確に話す大阪弁に感激したファンも多かった。宮川一夫の流麗なキャメラワークも必見。

『華麗なる一族』
1974年/芸苑社・東宝作品/211分/カラー
◎監督:山本薩夫 ◎原作:山崎豊子 ◎脚本:山田信夫 ◎撮影:岡崎宏三 ◎美術:横尾嘉良、大村武 ◎音楽:佐藤勝
◎出演:佐分利信、京マチ子、仲代達矢、月丘夢路、田宮二郎、二谷英明、酒井和歌子
◆関西財界を支配する大富豪の銀行家一族を中心に、富と権力をめぐる人間たちの野望や愛憎を描く社会派超大作。山崎豊子の同名小説をもとに、山本薩夫監督が重厚な人間ドラマに仕上げた。金融再編を機に、華麗な閨閥づくりを画策する阪神銀行頭取・万俵大介(佐分利)とその一家。大介の筋書きどおりに銀行合併劇は進んだかに見えたが……。華麗なる一族の複雑怪奇な内幕を描いた3時間半の娯楽長編。74年キネマ旬報ベストテン第3位。

『白い巨塔』
1966年/大映/150分/白黒 
◎監督:山本薩夫 ◎原作:山崎豊子 ◎脚本:橋本忍 ◎撮影:宗川信夫 ◎美術:間野重雄 ◎音楽:池野成 
◎出演:田宮二郎、東野英治郎、滝沢修、船越英二、小川真由美、田村高廣、石山健二郎
◆リバイバルされたテレビドラマで再び人気に火がついた、山崎豊子原作「白い巨塔」。その元祖、66年の田宮二郎主演の映画『白い巨塔』が、スクリーンに蘇る! 監督・山本薩夫、脚本・橋本忍が、医学界の腐敗に鋭くメスを入れた骨太の大作。大阪・浪速大医学部の財前助教授(田宮)が教授の座を目指す権謀術数と、誤診をめぐる良心と権威の闘い。スリリングな展開のなかに、医師として人間としてのあり方を問う今日的な課題が見える。

当時、15歳の高峰秀子が演じる感動作!!
『花つみ日記』(東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品)
1939年/東宝京都/73分/白黒
◎監督:石田民三 ◎原作:吉屋信子 ◎脚本:鈴木紀子 ◎撮影:山崎一雄 ◎美術:河東安英 ◎音楽:鈴木静一
◎出演:高峰秀子、清水美佐子、葦原邦子、進藤英太郎、花沢徳衛、林喜美子、御舟京子
◆大阪・宗右衛門町を舞台に、子役時代の高峰秀子が主役を演じた幻の映画、50年ぶりの特別上映! 花街・宗右衛門町に住む女学生(高峰)と東京からの転校生(清水)とが織りなす友情物語で、花柳界を描かせたら随一の石田民三が演出にあたった。名優・高峰秀子の戦前の貴重な作品であり、そのかわいらしさは必見! また宝塚少女歌劇のスター・葦原邦子が、生徒たちの憧れの教師役で特別出演している。04年秋に東京国立近代美術館フィルムセンターで復元上映され、30年代日本映画の水準の高さに注目が集まった。

ベストテン入選作品特別上映1
(日本映画部門第2位/監督賞:犬童一心/主演女優賞:柴咲コウ/脚本賞:渡辺あや)
『メゾン・ド・ヒミコ』
2005年/『メゾン・ド・ヒミコ』製作委員会/配給:アスミック・エース/131分/カラー
◎監督:犬童一心 ◎脚本:渡辺あや ◎撮影:蔦井孝洋 ◎美術:磯田典宏 ◎音楽:細野晴臣
◎出演:オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯、西島秀俊
◆おおさかシネマフェスティバル日本映画部門第2位作品。ゲイである父親を嫌い、その存在さえも否定して生きてきた沙織(柴咲)。ある雨の日、彼女が働く塗装会社に春彦(オダギリ)という男が訪ねてくる。彼は、沙織の父(田中)がガンで余命いくばくもないと言い、父の営む老人ホームを手伝わないかと誘う。死にゆく父親、その父親を愛する春彦。そんな二人を見つめる沙織。『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督と脚本家・渡辺あやのコンビが、人間の生と死、愛と絆、そして欲望と希望を描くオリジナル・ストーリー。

ベストテン入選作品特別上映2
(日本映画部門第10位/新人監督賞:李闘士男/新人賞:神木隆之介)
〈中島らも追悼!〉
『お父さんのバックドロップ』
◆「新日本プロレス」のレスラー・下田牛之助(宇梶)を父に持つ一雄(神木)はプロレスが大嫌い。悪役に転向した父の職業を恥ずかしく思う一雄は、クラスメイトにもそのことを内緒にしていた。そんな息子の信頼を得るため、父が決意したことは……! ただひたすらな息子への愛情を胸に、倒されても倒されても起きあがるお父さんは、みっともないほど愛しくて、かっこ悪くてかっこいい! 2004年7月に急逝した中島らもさんの“伝説の名作”を、大阪出身の李監督が映画化した感動作。上映前にらもさんを偲んでトークショーを開催。なお、本作にらもさんも特別出演している。

新作特別プレミア上映!
『るにん』
2004年/ゼロ・ピクチュアズ/149分/カラー
◎監督:奥田瑛二 ◎原案:團紀彦 ◎脚本:成島出 ◎撮影:石井浩一 ◎美術監修:木村威夫 ◎音楽:三枝成彰 ◎衣装デザイン:鳥居ユキ
◎出演:松坂慶子、西島千博、小沢まゆ、麻里也、根津甚八、島田雅彦、奥田瑛二
『少女〜an adolescent』 (01)で鮮烈なデビューを飾った俳優・奥田瑛二の監督第二作目。江戸時代末期に、幕府によって1862人が八丈島へ流罪にされたが、流刑島史上唯一、“島抜け”に成功した実在の人物、佐原の喜三郎の物語を基に描かれた壮大な歴史ロマン。喜三郎の“最後の恋の相手”花魁・豊菊には松坂慶子が扮し、その迫真の演技が絶賛。また実際に、延べ63日間にわたる合宿生活を八丈島で営み、大自然と闘いながらも撮影を敢行。壮大なスケールで命を賭けた真実の愛を描き、監督としても確かな力量が示された奥田瑛二監督の屈指の人間ドラマ!


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