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歌舞伎文楽の名作の多くが生まれ育った大阪。芝居にまつわるアレコレを探索します。
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+ 源甲斐智栄子
大阪市出身。大阪市が主催する「シリーズお芝居探検隊」などの企画運営や、自主公演の制作協力。歌舞伎の案内コラム執筆や、催しのコーディネート。平成11年には脚本「慶長恋舞」で「阿国奨励賞」を受賞。


歌舞伎役者 坂東吉弥丈をお迎えして

1月17日(土)のシリーズお芝居探検隊 特別企画は歌舞伎役者 坂東吉弥丈をゲストにお迎えいたします。 1月に開催されるシリーズお芝居探検隊、特別企画のご案内をいたします。 特別企画では、役者さんや芝居関係者の方をお迎えし、更に突っ込んだお芝居のお話を伺うことを試みています。 今回のゲストは坂東吉弥さんです。 坂東吉弥さんのお父様は、坂東好太郎さんという名で、晩年は歌舞伎役者としてご活躍でしたが、映画が全盛期だった頃、林長二郎(長谷川一夫)さん、高田浩吉さんと並んで、「松竹三羽烏」と呼ばれた銀幕の大スターでした。 その大スターの子供として、お坊ちゃま時代を過した坂東吉弥さんも、歌舞伎の世界に入り色々とご苦労をされたようです。また、ご自身も東映で映画スターとして活躍された時期もあります。 私は以前に1度だけ、取材で沢山のお話をお聞かせ頂いたことがあります。 私のような若輩者が申し上げるのもはなはだ恐縮ですが、坂東吉弥さんという役者さんは、これまでの様々な経験が、いい風に、素敵に、舞台と人柄に反映されている方だと思いました。お茶目で心優しい方という印象が強くあります。 舞台での吉弥さんは縦横無尽。良い人から悪い人まで、どんな役でも、いかんなく個性と実力を発揮されています。 どんなに主役が良くても、いえ、良ければ良いほど、脇の甘い芝居は不満が残るものです。坂東吉弥さんのいぶし銀のような輝きは、今の歌舞伎界になくてはならない存在です。〈シリーズお芝居探検隊 特別企画〉[一]「歌舞伎役者 坂東吉弥丈をお迎えして」主 催:大阪市文化振興事業実行委員会協 力: 関西・歌舞伎を愛する会 日 時:平成16年1月17日(土)午後4時〜5時30分(受付開始午後3時30分)会 場:日本一歯科センタービル7階会議室    地下鉄・近鉄「日本橋」駅下車 なんばウォーク3番街南通り27番出口すぐ聞き手:お芝居探検隊隊長 河内 厚郎 氏(文化プロデューサー)参加費:一般 1,200円定 員:60名(応募多数の場合は抽選になります)申込み:必ず、お1人につき1枚の往復はがきにて「LOG」と明記いただき、住所、氏名、電話番号、をご記入の上、〒540-0012 大阪市中央区谷町2−7−6みのるビル401 関西・歌舞伎を愛する会「1/17探検隊」まで、お申込み下さい。申込締切:平成16年1月5日(月)消印有効


 
  坂東吉弥(ばんどう きちや)プロフィール二代目。屋号は大和屋。紋は三ツ大、かつみ。伝統歌舞伎保存会会員。昭和12年6月21日生まれ。初代坂東好太郎長男。昭和28年6月大阪・歌舞伎座「忠臣蔵」の諸士で、二代目坂東吉弥を名のり初舞台。44年、名題適任証取得。平成5年と8年に国立劇場優秀賞。5年に歌舞伎座賞。昭和11年、十三夜会助演賞。時代、世話、新作とオールマイティな実力派。また、関西にいた時期も長く、上方歌舞伎にも欠かせない存在である。貴重な脇役として活躍している。
 

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