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What's Culture Critic Clip?
 2003年3月をもって惜しまれつつ閉館した扇町ミュージアムスクエア(OMS)。その活動のひとつとして「OMS批評賞」がありました。それは、第6回OMS戯曲賞受賞に伴うプロデュース公演『その鉄塔に男たちはいるという』の上演(2001)に際し、募集されたものです。受賞した6人は、その後、OMSのホームページ上に劇評を発表し続けました。

 OMS閉館後も、「文化を発信するためには健全な批評が欠かせない」というOMS批評賞の意志を継承すべく、有志5人は、『Culture Critic Clip(C×3)』を立ち上げ、発展的に活動を続けることを決意しました。発足の事情から、演劇を中心とはしますが、関西の舞台芸術全般、関西圏で行われるアートシーンすべてを対象に、批評と支援を行っていこうと、壮大な計画を立てています。

 もちろん、この計画は、C×3のメンバーだけのものではありません。門戸は開かれています。活動に共鳴する方のご参加を、いつでもお待ちしております。

 

Profile(五十音順)
浅川 夏子(あさかわ なつこ)
物心つく前、イケイケの祖母がよくディナーショーに連れまわしてくれた。高校生の頃、演劇かぶれの友人は好きだった芝居によく連れまわしてくれた。意識しないうちから“ステージ”をみてた私は、観客席からみえるキラキラした濃密な空間に、ただただ憧れた。「この幸福感、もっといろんな人と共有できれば楽しいかもしれない」そう思って客席から踏み出した一歩が、今、この場所に繋がってるんだと思う。

栂井 理依(とがい りえ)
舞台に「ひと」が立つ。そこに、その「ひと」の佇まいが在り、物語が生まれる。それはたいていあまりにも切実で、煌めいていて、愛おしくって、毎日、平面に向って文字を書いたり、本を作ったりという仕事をしているわたしは、そんな生の舞台の魅力にはかなわないや、といつも思う。わたしにとって、劇場へ通うことは、そんな嫉妬と羨望を孕んでいて、だからよけいに離れられない。

西尾 雅(にしお みやび)
ひと仕事終えた資生堂の地下ホールで偶然出会った南河内万歳一座「仮面軍団」に衝撃を受ける。続くアイホール柿落し連続興業の新感線「喜劇 井戸穴じょーじの大冒険」で、完全に小劇場にハマる。今では、興味はミュージカル、歌舞伎、ダンスや宝塚にまで。1枚のチケットを見つめるだけで苦しい時も乗り切れる。舞台からもらう元気を返すには感動を共にする人を増やすしかない。

平加屋 吉右ヱ門(ひらかや きちゑもん)
高校生の頃から、劇場に通っていた。劇場には、わくわくドキドキしている自分がいる。芝居を見ながら、昔の記憶、昨日の出来事、行ったこともない世界、会った事もない人たちとの出会いに浸ってしまう。演じているものが送るエネルギーと客席で発散する熱気が響き合い、驚きと感動をつくり、劇場という空間全体が生き物のように躍動する。そんな世界があることを、一人でも多くの人に知ってもらい、一緒に楽しみたい。

松岡 永子(まつおか よしこ)
昔、同人誌をやっていた頃、詩人の方が言いました。
「一番たちの悪い批評家は書かないで読んでるだけの人ね」
わたしも、たちの悪い批評家でしょう。みる以外のやり方で芝居に関わったことがありません。ジャンルとしては「小劇場」中心ですが、わりとなんでも面白くみられます。単に、物見高い野次馬ともいえますが。

CCCのメンバーに仲間が加わります。OMS批評賞の意志を継続するためには質・量ともできるだけ多くの批評を載せたいと思います。それには賛同してくださる新しい力が必要です。そこで、開催されたステージサロンすべてに出席し、独自の舞台評を披露する池上宣久をメンバーに迎えることにいたしました。詩のボクサー、推理小説マニアでもある彼の感性と創造力が今後発揮されることでしょう。日々消え去る舞台表現のデータベースとしても、より多くの観劇記録が重要です。これからも新しい意志と才能の参加をお待ちしております。

池上 宣久(いけがみ のぶひさ)
小学校四年生で怪人二十面相に出会ってミステリマニアになった僕は、大学に入って化身塾と出会い演劇ファンになりました。ミステリの嗜好を示すのに、トリックかロジックかという言い方があります。恐らく僕は舞台にマジックを求めています。他者の批評に接して思いもしなかった視座を与えられるのはスリリングな体験です。それが僕がステージサロンに参加してきた大きな理由なのですが、そんなスリリングさを、もっと多くの人と共有したいと思います。

 

How To
−Clip
 Culture Critic Clip(C×3)は、各メンバーが観た舞台につき、批評を執筆し、月に1回、New Clipとして更新していきます。
 今度、観に行く劇団の評判が知りたい−。 昨日、観たダンス、自分以外の人がどう感じたか知りたい−。思いきり笑えるコメディが、感動で涙する人間ドラマが観たい−。
 そんなとき、C×3のClipを、検索してみてください。必ず、舞台鑑賞のヒントになる批評が、姿を現すでしょう。観劇経験豊富な方、そうでない方含め、このサイトを訪れる皆さんに、自分にぴったりと合った舞台をお届けすることができたら、C×3のメンバーとして、これ以上ない歓びです。
 また、少しずつ、OMSのサイトに掲載していた批評も、データとして収集していきたいと考えております。劇団・カンパニー関係者の方、舞台芸術研究者の方には、ここ数年の関西の貴重な舞台記録としても、ご覧いただけると思います。

−Information
 特に推薦する舞台の紹介、自主企画するステージサロンの告知など、C×3のメンバーの情報を発信していくコーナーです。関西の舞台芸術文化に貢献しつつ、皆さんに楽しんでいただける企画を、少しずつ行っていきたいと考えております。更新は随時。

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