log osaka web magazine index

猛暑の中、Franck Bragigand 氏と約15名のサポートスタッフによって作業が進められ、駅(恵美須町)と車両のペイントは無事完成いたしました!
ペイントしました恵美須町駅と車両はいつでもご覧いただけます。
waitmore@remo.or.jp

作業風景はこちら
(画像をクリックしてください)
恵美須町駅   車両


2004年のBreaker Projectでは、第一弾といたしまして、オランダを拠点に活動するアーティスト、Franck Bragigand/フランク・ブラギガンドによるプロジェクトを企画しています。昨年、秋にリサーチのため来日した、F.Bragigandは大阪の町に残る最後の路面電車である阪堺電車や公園の古くなった遊具などに着目、今回、(株)阪堺電気軌道の協力を得て、車両と恵美須町駅内の壁面を一部をペイントすることになりました。約1ヶ月、大阪にて滞在制作を行います。塗装された車両は通常どおり町を走ります。(8月2日〜) 

全作業終了後には今回のプロジェクトの報告とあわせて、彼のこれまでの活動を紹介するレクチャーも開催いたします。「色」を塗ることで、モノや空間などを見事に再生し、アートやデザインの領域を超えた様々な活動を精力的に展開しているF.Bragigandによるレクチャーです。
皆様のご参加心よりお待ちしております。

日 時 7月31日(土)15時〜17時
  会 場 remo [記録と表現とメディアのための組織] フェスティバルゲート4F アクセス
  料 金 500円
  問い合わせ先 Breaker Project事務局(remo内) 
tel : 06-6634-7737 (13時〜19時/水、日は定休)
mail : info@breakerproject.net

7月12日〜30日にかけて、ペイント作業をサポートしていただける方を募集しています。
興味をお持ちの方は、
[氏名/住所/電話番号/e-mailアドレス]を添えてinfo@breakerproject.netまで御連絡ください。
主 催 新世界ブレーカープロジェクト実行委員会/大阪市/(財)大阪都市協会
助 成 (財)地域創造/大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ/オランダ大使館
協 力 (株)阪堺電気軌道
広 報 ハラ・アートオフィス
企 画 雨森信

1989-1995年、エコール・デ・ボザール(フランス国立高等美術学校)で学び、1997-1998年、オランダの国立ライクスアカデミー(二年間のアーティストインレジデンス)に滞在、その後、オランダ、ベルギー、フランス、ロシアなどヨーロッパを中心に活動。
自らをrealistic painter と定義し、モノを生み出すことをやめ、実在するもの、古くなった家具や遊具、建物などをペイントすることで、再生させ、それぞれの場の持つ特異性や魅力を引出すという活動を展開するアーティスト。
美術館やアートスペースでの発表にとどまらず、公園の遊具やリサイクルショップの家具、電化製品、空間、建物へのペイント等、またDroog Design(オランダのデザインレーベル)とのコラボレーションなど、様々な活動を行っている。
Urban concern(1999-2002)
アムステルダム郊外の、全て同じ色で塗られていた築30年以上経つ公団住宅のドア(76軒分)を、住民が選んだ色でペイントするというプロジェクト。1軒1軒を回り、プロジェクト内容を説明、住民と交渉し理解を得た後に全76軒分のドアをペイントしました。全戸塗り上げに至るまでに3年以上の歳月を費やし、現在も住民の転入居ごとにペイントが繰り返されています。