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2000年より、取り壊される建築物の廃材を用いてウクレレを制作し、ありし日の記憶を保存するという「建築物ウクレレ化保存計画」を主な表現活動として活躍する造形作家、伊達伸明を迎えてのプロジェクト第2弾です。

昨年度のプロジェクトでは、取り壊される建築物ではなく、現役の建築物を対象に新世界周辺の約60軒におよぶ住宅や店鋪を訪ね、住人や店主、関係者に取材を行いました。その時、話題となった思い出にまつわる部分を撮影し、その写真をウクレレ型に切り取って絵札とし、インタビューの一部を読み札にしたオリジナルの「ウクレレ歌留多」を作成しました。また、連続トークショー「ウクレレと歌留多で語る新世界」では、伊達が出会った新世界界隈の住人、関係者をゲストに招いて、切り口によって全く異なった表情を見せる不思議な街、新世界について語り合いました。 今回は、「新世界ウクレレ遊覧」と題して、伊達自らが新世界を案内します。伊達が出会った魅力的な人々、そして建物を実際に訪ね、普段ではなかなか見たり聞くことのできない新世界の知られざるディテールをご紹介します。 ツアーの終点となる会場では、リニューアルのため現在改装工事中の通天閣歌謡劇場の廃材を用い完成したばかりのウクレレをお披露目、簡単なライブを行います。

■ツアー日程
2005年1月30日(日)昼の部 14:00〜16:00(集合時間13:30)
2005年2月5日(土)夕の部 16:30〜18:30(集合時間16:00)

■参加費

1000円(飲み物代込み)
*要予約 住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、メールかファックスでお申し込み下さい。 
E-mail: info@breakerproject.net  Fax: 06-6634-7737
*〆切り 1月24日(月)

■案内人
伊達伸明(造形作家)

■集合場所
remo[記録と表現とメディアのための組織]フェスティバルゲート4F
remo(フェスティバルゲート)へのアクセス:
地下鉄御堂筋線・堺筋線[動物園前]5番出口直結 JR環状線[新今宮]下車すぐ
南海本線・高野線[新今宮]下車徒歩5分

Breaker Projectとは:
既存の美術空間、従来の展覧会では飽き足らず、様々な場面で表現活動を行う作家とともに、日常生活の営みに潜在する創造力、表現の可能性を掘り起こし、現実社会における芸術の在り方、「芸術と観客の生きた関係」を再考するためのプロジェクト。「大阪現代芸術祭プログラム」の一環として2003年からスタート。

主 催:新世界ブレーカープロジェクト実行委員会/大阪市/(財)大阪都市協会
助 成:(財)地域創造
広 報:ハラアートオフィス
企 画:雨森信
問い合わせ:06-6634-7737(remo/13:00〜19:00) e-mail:info@breakerproject.net
2004年度「ウクレレと歌留多で語る新世界」



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