大阪で活発化しつつある文化的な動きについて、実地調査をふまえたリポート |
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脚注一覧
1:Arendt Hannah,Between Past and Future, New York:Penguin Books, 1977, p.205. (=『過去と未来の間』、引田隆也・斎藤純一訳、みすず書房、1994年、276頁。)
2:Ibid., p.205.(=同、276頁。)
3:Ibid., p.206.(=同、278頁。)
4:Ibid., p.206.(=同、277頁。)
5:大阪市ゆとりとみどり振興局文化振興課『平成14年度芸術文化アクションプラン事業報告書:新しい芸術文化の創造と多彩な文化事業の推進に関する指針』(以下、『アクションプラン』と略記)、2003年、30‐31頁。
6:同上、28頁。
7:信託は、「他人に財産を預けて管理してもらう制度」である。フェスティバルゲートの遊興施設部分の土地は、「管理運用型信託方式」でもって運用されている。大阪市交通局が委託者、四つの信託銀行が受託者である。この場合、「(受託者の業務は)テナントを入れ、地代や家賃を取り立てたり、建物を修補したり、不良テナントに対し解約・立退を要求するなどの、いわゆる差配業務が中心的なものである。目的財産はそのまま保全され、信託終了時に(委託者に)返還される(括弧内は筆者)」。すなわち「土地信託は、開発・賃貸等をめぐる一切の業務が受託者に一本化される点において便宜が大きいと考えられる。委託者は、建物の建設、資金の調達、テナント募集等々の煩わしさから免れ、必要経費・信託信託報酬等を除く利益を受け、しかも信託終了時に土地が戻るという期待もある」(田中実「土地信託=その法的仕組みと問題点」、『ジュリスト』、1984年12月15日、6‐11頁参照)
8:市川泰洋・大江誠「都市のパラダイス=フェスティバルゲート」、『建築と社会』、1996年9月、44‐48頁参照。
9:伊藤康城・眞鍋理・鈴木竜一「視察レポート 大阪市の大規模集客施設に見る光と影=ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとフェスティバルゲート視察より」、『中部開発センター』、2001年9月、77頁。
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