見学コースには子供から大人まで楽しみながら最新のごみ処理技術とリサイクルについての理解が深められるよう、さまざまな工夫がなされています。例えばアニメーションを取り入れた案内ビデオや、パソコンを使ったクイズコーナー。発電やリサイクルに関する参加体験型のコーナーもあります。
    舞洲工場や姉妹工場であるウィーンのごみ焼却場「シュピッテラウ地域熱供給会社」の模型、フンデルトヴァッサー氏の作品ポスターや写真などの展示。
    舞洲工場のキャラクター「POMくん」は、案内ビデオの中で大活躍。ネーミングの由来は「Maishima Osaka Plants」の頭文字を逆さにしたのだそう。
 
    ごみ焼却時の熱を利用して発電する仕組みを学ぶ「炎の洞窟」のコーナー。発電機のハンドルを回すとアクリル製の蓮の花が開く、発電体験ができる。

    「がれきの谷」では、クレーンゲームさながらのミニチュアクレーンを操作して、資源ごみの分別とリサイクルの仕組みについて学べる。

見学の最後に工場で働く人に話を聞いてみると「最初は、ごみ処理場らしからぬ外観の舞洲工場で働くことに抵抗があったが、今ではこの工場で働くとなんだか癒される気がします。また世界的に注目を集める工場で働けることを誇りに感じています」と語ってくださったのがとても印象的でした。