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建築のお仕事もされてるんですか?
建築の方はまだ少ないんですけど、京都の町家を使った美容室Bondが代表作です。
オーナーさんが、うちの事務所を評価してくれて総合プロデュースをすることになったんです。
「ほっこりするような美容室つくりましょうよ」って提案して、デザイナーはコンペでgrafの服部くんが選ばれて、ロゴはハニーフラッシュっていう若いグループの池口君というデザイナーを起用して。(ハニーフラッシュのメンバーはそれぞれ仕事を持っていて、イベントやったりおもしろいグループですよ。)カードやTシャツを作ったり、オープニングイベントとして、最近、若者の間で人気の演劇集団ゴーマグさんの公演をヘアーショーと兼ね合わせて企画して。2日間で300人ほど来ました。服部君がすごいのは予算が限られていたという理由もあるんですけど、無駄な装飾をせず元々あったいいものをそのまま使うんですね。ある空間をそのまま生かす。中庭を作ったりサロンもあって、終わった後にお茶を飲めるんですけど、居心地がよすぎてお客さんがなかなか帰らないらしいんです。(笑)。他ではやってないことをしたので雑誌にもよく取り上げられてます。 |
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大阪の心斎橋の眼鏡屋「萬星堂」
商品である眼鏡を図書館のように並べてみたんです。というのはシーンに合わせて眼鏡をディスプレイしていて。例えば仕事用、パーティー用などなど。 |
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家具ショップ プールアニック
もともと、スポーツカー関西というスポーツカーを販売する会社が所有していた自動車の修理工場及び倉庫だったビルを、東京の人気の家具のセレクトショップ「プールアニック」の大阪初出店のビルにリニューアルしたプロジェクトです。
この仕事については内装デザインを担当したCafe.coを起用したのはテナントであるプールアニックの社長さんで、僕はオーナーとテナント間のハード面、コスト面の調整をしていました。特に消防の申請関係や最後まで難航したコスト面の調整を主に担当しました。 |
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神戸EHバンク
ここは、昭和13年(1938)ごろ竣工の建物で、もともと英国系の銀行であるチャータード銀行のビルとして建設されました。その後パナマ領事館がテナントとして利用していた時期もあるようですが、昭和55年に現在のオーナーであるデビス商会が土地・建物を買い取り、ずっと倉庫として利用していました。この建物をテナントリーシングを職業としている友達と発見し、デビス商会を前職場の竹中工務店が顧客としていたため交渉を行い、交渉自体はかなり難航しましたがなんとかデビス氏にもご理解いただき、今話題のレストラン「EHバンク」が誕生したという次第です。僕はこの仕事はプロデュースではなく(内装デザインのINFIX間宮氏はレストランのプロデューサーである宮垣氏が起用)、オーナーさんを説得しプロジェクトを無事最後まで導くコーディネーターとして動きました。 |
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BONDやEHバンクなど、こうしたリニューアルをある人が単なるリニューアルではなく、古いものに新しい息吹を吹き込む「蘇生」を意味するメタモノフォーゼという言葉で表現するべきと言っていました。これからもメタモノフォーザーとして頑張りたいと思っています。
まちづくりの方では、藤浩志さんがいつも言っているOS的作品という考え方を借りてるんですけど、OS的なまちづくりがしたいと思ってるんです。将来的に自分がいなくなっても成立するシステムをまちづくりの中で創りたいですね。
と話す永田さん。コンサルタントの仕事と言っても、「現場で見えてくることや体験することがだいじですからね」と、自らが現場に出て切り盛りをする。建築物でも一度惚れ込むと、たとえ、オーナーがどんなに頑固でもその建物を再生させようとするエネルギーは建物を見事に蘇らせ、その波動はそこに足を踏み入れる人にも心地いいものとして伝わっていく。日本でも個人(フリーランス)や個人事務所が企業に負けないくらいどんどん仕事をしていけるような、OSシステムを是非、広めて欲しいと願ってます。いつかいっしょにプロジェクトしたいです!
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