「せっかく素晴らしいゲストをお招きしているのだから、一度、これを公開でご覧頂いてはどうか?」
・・・ということで、今回、住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館さんのご協力をえて、初めて公開インタビューを試みさせて頂くこととなりました。
今回のゲストは、6月26日、大阪松竹座「四世尾上菊次郎追善・坂東竹三郎の会」を開催される、上方歌舞伎役者・坂東竹三郎さんです。
上方ならではの味わいと、独特の個性ある舞台を観せて下さる竹三郎さん。
その素顔は、明るくて、情にもろくて、真っ直ぐで、お客様を本当に大切にされるショーマンシップ溢れる方・・・普段から驚くほどご丁寧で、恐縮するほど腰の低い方でもあります。
竹三郎さんは役者として、本当の意味でのプライドを持ってらっしゃるからこそ、柔らかいところは柔らかく、そして、可能性に関しては情熱的、能動的に生きていらっしゃるのではないか・・・私はそう考えています。
「坂東竹三郎の会」のお話を中心にお伺いする中で、あわせて上方歌舞伎役者・坂東竹三郎さんの、その魅力的な人となりを、皆様にもご紹介させて頂きたい、また、その公演のお芝居“一つ家”の演出、松竹株式会社の水口一夫先生にも、助っ人としてご参加頂きましたので、より深く楽しいお話になればと思います。
それでは、まず、水口先生のご登場から・・・。
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