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フェスティバルゲートで活動する4つのNPOの検証と未来に向けてのシンポジウム


第三回シンポジウム

大阪市の芸術拠点事業「新世界アーツパーク事業」に参画する我々4NPOは、事業開始から丸三年を迎えますが、これまでの活動を自ら検証するため、連続シンポジウムを開催してまいりました。
 そのきっかけとなったのは、今年5月に担当部署である大阪市ゆとりとみどり振興局文化集客部文化振興課から、「フェスティバルゲートの運営に関する先行きが不安定な情勢で、この場での事業継続の可能性を探るとともに、新たな場所での事業展開を考えたい」との投げかけを受けたことです。これを受けシンポジウムと平行し、我々は話し合いや移転先候補物件の見学などを行い、現段階で考えうる選択肢を検討してきました。その結果、移転はせずこのフェスティバルゲートで事業を継続したい、という旨を、8月25日に文化振興課に伝えました。新聞などでも発表されているとおり、このフェスティバルゲート自体は2007年7月に閉鎖の可能性が高まっており、決して安定的とはいえない状況の中での事業継続となることを覚悟してのことです。
 しかし我々は一連のシンポジウムの中で、この場所のポテンシャル、また地元・新世界で生活していらっしゃる方々との繋がり、さらには我々の行う芸術活動が都市機能向上の一助となれることなどを再確認しました。そこで、我々がこのフェスティバルゲートで2007年7月以降も活動を続けられる方策を探ると同時に、周辺地域の活性化をも含む、フェスティバルゲートの新しい道を探っていきたいと考えました。今後もシンポジウムはもちろん、話し合いの場やアイデアを持ち寄る機会などを継続して設け、さまざまな可能性を模索していく所存です。
 なにとぞ引き続きこの「新世界アーツパーク未来計画」の活動をご支援くださいますよう、心よりお願い申し上げます。


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