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日々是ダンス。踊る心と体から無節操に→をのばした読み物
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+ dance+編集委員会
dance+とは
ダンスを楽しむ研究サークル。情報編集のほか、ドキュメント、ビデオ鑑賞会などをとおして、ダンスと地域、ダンスと生活をつなぎます。

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- 神澤真理 NEW!
日常の中にある「おもしろそう」を発掘中。

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2008年2月号 『私はそそられる』BABY-Q

 ■ INDEX ■

 01 《 プレビュー 》 注目の公演情報(3月1日〜4月2日)

 02 《 レビュー 》 BABY-Q「わたしはそそられる」 by 樋口ヒロユキ

 03 《 視点 》 祭りと“フェスティバル”の現在 (1) by メガネ

 04 《 プレビュー 》 ピナ・バウシュの『フルムーン』びわこホール公演によせて 
    by ペトラ・マトゥーシェPetra Matusche


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■ information + recommendation ■■■■■■■■■■


☆ 大阪・アート・カレイドスコープ
2008年3月1日(土)-20日(木・祝)<会期中無休> @大阪府立現代美術センター及び市内各所(大阪) →詳しくはコチラ

今年も大阪府立現代美術センター主催のカレイドスコープが開催されます。プロデューサーは昨年に引き続き、北川フラム氏。初日の3月1日、12時頃より、かなもりゆうこの展示会場(芝川ビル)にて、宮北裕美のパフォーマンスがあります。昨年の『violet』に引き続き、かなもりの世界を宮北がどのように引き受けるかも見所。
追加情報:最終日20日(木)の午後から夕方にかけてクロージングパフォーマンスがあります。最終回は17:30より。

☆ 企画・構成:山田せつ子『恋する虜 –ジュネ/身体/イマージュ- 』
2008年3月7日(金)19:00、8日(土)16:00、9日(日)16:00 @京都芸術劇場春秋座(京都) →詳しくはコチラ

言葉やイメージや音には、それを受けとめ応答しようとする体の存在が常につきまとっている。そんな体の痕跡を豊かにのこすジャン・ジュネのテクスト群をめぐる、息の長いリサーチ・プロジェクト。『裏切りとしての身体-ジュネの言葉とダンスの出会う場所』(2006年11月5日)から、『ジュネへ応答する8日間』(2007年3月8-15日)を経て、プロジェクトの中心である山田せつ子を強く動かしたジュネの遺稿『恋する虜』へ。そのプロセスからは、文学やダンスや映像による表象とは違うやり方で、世界との回路が開かれるような体験へと導く、新たな装置が生み出される。とにかく見るべし。


☆ 「DANCE×MUSIC!〜振付家と音楽家の新たな試みvol.3〜」
2008年3月13日(木) 19:00 @京都芸術センター(京都) →詳しくはコチラ
同日16:00〜関連シンポジウム(無料):ダンス作品と音楽の新たな関係を探る
※加藤種男(アサヒビール芸術文化財団)× 武藤大祐(美学・ダンス批評)と一緒に、ダンスと音楽の関係を見詰め直す試み。


音楽のないダンスはある。でも、音のないダンスは多分ない。ステップの音、身体の部位と部位があたるときに出る音、衣擦れの音、そして呼吸。それらを聴くことで、音楽がなくてもリズムを感じたり、アンサンブルを感じたりすることができる。そこに音楽が加わるとより豊かになる。しかもトウヤマタケオと楽団である。長いキャリアを持ち、さまざまなアーティストとの競演を果たしてきた彼の音楽は場所の空気を変える。そこが、劇場であっても、ライブハウスであっても、西部講堂であっても関係なく、彼と彼らが演奏を始めるとトウヤマタケオの音楽で満たされる。しかも、多くの場合、その場にいる人を幸せにする。様々なジャンルの融合したトウヤマタケオがダンスのための音楽を奏でるとき、どんな世界が現れるのか楽しみで仕方がない。(田村武/shin-biディレクター)


☆ モノクロームサーカス×アンジェ国立振付センター×アトリエ劇研『怪物プロジェクトMonster Project』
2008年3月15日(土)19:00、16日(日)15:00 @アトリエ劇研(京都) →詳しくはコチラ

振付家、坂本公成がダンサー、佐伯有香にインスパイアされて振り付けた『怪物』が、初演、再演を経てアンジェ国立振付センターのエマニュエル・ユインとプロジェクト化。踊ることをおしゃべりに喩えるなら、どもったりつっかえたりにも、完成されたスピーチを滔々と語る以上に興味深い層が見えるのでは? そんなコンセプトにもとづくリサーチを、エマニュエルのもとでアシスタントも務めるダンサー、アリーヌと佐伯、二人の異なる背景を持つダンサーが深めました。


☆ アンサンブル・ゾネ『Falkenschrei -鷹の声- 』
2008年3月15日(土)19:00、16日(日)15:00 @神戸アートビレッジセンターKAVCホール →詳しくはコチラ

たとえば体の部位をA点からB点まで動かす。その間の軌跡ひとつをとっても、何百、何千という可能性があり、さらにそこで起こっていることは、動線の選択だけにとどまらない。岡登志子とアンサンブル・ゾネのダンサーたちが描くコレオグラフィーには、その「間」を豊かにする執拗なムーヴメント・リサーチが生み出す緊張感と、その成果に視線を委ねる安心感の両方がある。本公演では、伊藤愛、垣尾優、内山大など、自作の振付け活動も行っているダンサーたちが、どのような役割を果たすのかも楽しみ。


☆ アイホールダンスコレクション vol.053
Take a chance project 019
『忘れてしまえ、
すべてはすんだ話だ』j.a.m. Dance Theatre
2008年3月21日(金)19:30、3月22日(土)@アイホール(兵庫) →詳しくはコチラ

舞台美術が生み出す独特の非日常空間で、テクニックのしっかりと備わったダンサーの身体が、生身の体の諸相を垣間見せる瞬間が心を打つカンパニー。おなじみアイホールの「チャンスを掴め」プロジェクトで、j.a.m.が行う3度目の公演の成果やいかに。


☆ コンテンポラリー・ダンスパフォーマンス <<即興デュオ>> 岡 登志子(ダンス)VS.内橋 和久(音楽)
2008年3月23日(日)15:00〜(約1時間)@国立国際美術館 B2階展示場にて(大阪) →詳しくはコチラ

ミュージシャン、内橋和久とダンサー、岡登志子が美術館で出会う!
内橋和久のことを説明するのは大変。素晴らしいギタリストなことはもちろんだけれど、同時に素晴らしい音楽社会を作ってる人なんじゃないかと思う。維新派との息の長い共同作業、大阪のBRIDGEでの活動、近年はUAのプロデューサーなど、ご存知の方も多いはず。(森本アリ/音楽家)


☆ ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『フルムーンVollmond』
2008年4月2日(水)19:00 @びわ湖ホール(滋賀) →詳しくはコチラ

ピナ・バウシュの『フルムーン』びわこホール公演によせて(ペトラ・マトゥーシェ/ゲーテ・インスティテュート館長)



※ダンス関連の情報は、bloc上にもぼちぼちアップ中。利用方法等は、JCDNのwebアドバイザーを務めるcannonさんが運営する 「スペクテイター・クロッシング・ダブダブダブ/ウェブメディアによる観客創造を考える」 をご参照ください。

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