今回、未知なる“ハコ”めぐりに加えて、もうひとつのお楽しみが
毎回変わる“オープニング・パフォーマー”の登場だ。

よくライブ会場では、対バンがあったりするが、
舞台の前に1組ないしは2組のパフォーマーが出演。
“トコトコ”行く先々で、初体験の方たちばかりなのが、また嬉しい。

◇オープニングパフォーマー
足田メロウ　あらかじめ決められた恋人たちへ　上田假奈代　歌屋BOOTEE　
カイロプティック商會　勝野タカシ　SIPA BALED CLONE　
ジェロニモレーベル　軍鶏礼賛　竹ち代毬也　薄花葉っぱ　pi-po　P-shirts
ファルソス・ヒターノス　ブリキサーカス　YASU-TAKE
※その他未定/50音順

ココ、＠島之内教会は、看板で見て初めて知ったのだが、
何と、偶然にもかねてから観たかった2組の共演だった。

“P-shirts”さんは、昨年、東京のアップリンク・ファクトリーで
ライブイベントをしたと、話には聞いていたバンド。
そして、ココの映像やビジュアル担当をしている藤原氏には
何度かお会いする機会があったのだが、
彼はアニメーション作家さんでもあって、昨年、
プラネット+1でおこなわれた
“シネトライブ”という映画祭で、彼の作品を観ていた。
今回は、ビジュアル演出はなかったが
そうこうあって、以前から気になっていてやっと観ることができた。

P-shirts　http://www.sound.jp/tubadisk/pshirts/top.htm

当日の折込みの中で告知されていたのだが、
彼らは、後日ココでまた、“P-shirts” presentsイベントをおこなう。
“悪口雑言唯唯諾諾” project　というこのネーミングに
やはり各所でまかれていたフライヤーに覚えがあった。
P-shirtsの代表　兼　第二十代目人形剥製師 兼　tuba...disk代表
という中島伸一氏と、少しお話をした。
彼は、ロヲ=タァル=ヴォガを観るのは初めてだとか。
3日間、3ヶ所連続というこのイベント。
出演アーチストがまた、なかなか気になる面々が・・・！
この教会が、またどうなっているのか？　当日、来れないのを悔やながら。

http://www.tubadisk.com
http://www.sound.jp/tubadisk/akkon/top.htm

『悪口雑言唯唯諾諾（AKKOUZOUGON/IIDAKUDAKU）斧・琴・菊』
12/5（金）＠大正区アゼリアホール
12/6（土）＠島之内教会
12/7（日）＠長堀ファイヤーフライ
-第二夜　琴（コト）-
中島らも・slowcalm・二階堂和美(from Ｔokyo)×モユニジュモ
あらかじめ決められた恋人たちへ
波多野敦子（弦楽三重奏）・第二十代目人形剥製師

“SIPA BALED CLONE”さんも、偶然だ。
この日、教会でばったりと再会した岡田氏。
彼は、ディデュ奏者でもあり、音響のエンジニア。
音楽関連のプロデュースもしていて、いつもひょんなところでお会いする。
今日は・・・？　と伺うと、彼がサポートしている、と
前から話には聞いていたバンド、それが彼ら（！）だった。

SIPA BALED CLONE　http://www.sipabaled.com/

今回、教会という場所柄、アコースティック体制での演奏だったそうだが
岡田氏は、民俗音楽に主に関わっている方なので、意外にも
またジャンルの違った、彼らの渋い感じがなかなか新鮮だった。
・・・そして、いただいたCDを家で聞くと！
実験色の濃い音作りが、かなりジブン好みだった。
いや、これはまた是非、ライヴに行かねば・・・

※ 以下、島之内教会HPより抜粋・転載

1882年（明治15年）大阪の心斎橋に誕生したキリスト教会です。
日曜日の礼拝、聖書の学びの会、結婚式、ホームレスの方達への支援活動、
心の悩みを持つ方達へのケア、チャペルコンサートなど多方面に渡って
活動を行っています。
（中略）
第二次世界大戦の終わり近く、1945年（昭和20年）の3月14日未明、
大阪大空襲により火炎に包まれた教会は無惨そのものでありました。
戦後、熱心な信仰の先輩たちが祈りと献金をささげ、
今日の教会を復興しました。
（中略）
戦後、半世紀以上の時の経過の中で、音楽、演劇、文化活動を
とおしてこの教会は多くの方々に親しまれてまいりました。
これからも、都会の中のオアシスとして、
心の安らぎが与えられる場として
皆さま方に用いていただけたらと願っております。
（中略）
ぜひ、一度お越しくださいますようご案内申し上げます。

島之内教会の予定（定例）
日曜 AM10:30　朝の礼拝 　PM7:00　夕の礼拝
木曜 PM7:00　聖書と祈りの会
金曜 PM6:30　コーヒーハウス

島之内教会の歴史は古く、創設120余年にもわたる。
「島之内寄席」もおこなわれていたらしく、知る人ぞしる文化拠点たる・・・
ハコ柄（放つ）パワー？）もあってか、あんまり客席が静かなので
舞台上演中、いつものようにカメラのシャッターをバシバシきるのさえ
ちょっと憚られた。　＝　なので、ほとんど舞台写真はナシ

今回は、生演奏も加わっての舞台。
しかも広々〜として、役者たちと観客との距離もある。
“ハコ”のかもし出す空気と融合して、以前とはまた、明らかに別物。
オモシロイ〜
あと4ヶ所、“トコトコ”はゆく・・・
いやあ、またまたどんな“ハコ”が待っていて、果たしてどうなるのか？　
楽しみ〜♪

＠京都・ROOM MARKET(Space alternative gallery)
11/29（土）開演18:30　11/30（日）開演14:30 / 開演18:30

＠神戸・シアターポシェット
12/6（土）開演18:30　12/7（日）開演14:30 / 開演18:30

＠大阪・cocoroom
12/14（日）開場18:00 / 開演18:30　※１ドリンク付

＠姫路・日本の暮らし　棉屋
12/21（日）開場17:30 / 開演18:00

＠和歌山・陶芸八幡工房　ギャラリーhachi
12/27（土）開演17:30　12/28（日）開演17:30
※野外ステージですので防寒具をお持ち下さい。

＠京都・ART COMPLEX 1928
1/4（日）開場16:00　開演16:30　
※開演から4時間ほどの上演時間を予定しております
　それまでのオープニングパフォーマー総出演予定です
　初詣、新年会、千秋楽、いいわけ上手にお越し下さい