| File#16ロヲ=タァル=ヴォガ@×× vol.2 島之内教会@大阪
 
 日本基督教団 島之内教会 SHIMANOUCHI CHURCH-The United Church of Christ In Japan-
 大阪市中央区東心斎橋1-6-7
 TEL. 06-6271-8202 / FAX.06-6271-8214
 http://shimanouchi.net/
 今回は、2003年ラストの “トコトコ”UP !折りしも、クリスマス!
 特別な聖夜を過ごします?
 クリスチャンでもないのに・・・日本人は正月だなどという声も今はもう昔(?)
 12月に入るとガラリと変わる、クリスマスを意識した
 イルミネーションや街中に溢れるデコレーション。
 もう当たり前すぎて、風物詩でもあり
 プレゼントやケーキは、楽しみのアイテムのひとつ!
 ところで前回にひきつづき、“ロヲ=タァル=ヴォガ”の公演にくっついて“トコトコ”と教会にやってきた。
   ※以下、公演チラシより抜粋・転載 @島之内教会11/15(土)開場 18:00 開演 18:30
 レポート:延増静美大阪ミナミの繁華街ど真ん中、ひとつ角を曲れば、
 明治時代から変らず静かに佇む『島之内教会 』。
 街は表情を変えてきたっけ。
 でも島之内教会は変らない。
 通りかかった老若男女がふらりと立寄れる暖かさが自然なのね。
 教会の、というか信仰の扉は誰に対しても開かれてはいる。
 けれども、島之内の教会に訪れる人々の「生き方」の雑多さは
 本当に珍しいんじゃない?
 「音楽は人間にとって、原始的なひとつの糧である」として、
 教会に、この街に美しい花を咲かせようと、
 室内楽のコンサートを催したりしてる。
 外へ向って積極的に両手を広げているんだな、どんな時でもね。
 “砂漠の地にサフランの花咲き、砂漠の地に生きた水が流れる”
   地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅より徒歩8分・・・という、チラシの案内と掲載している地図をみると「長堀橋」駅が最寄だったので
 南海電車の天下茶屋駅で乗り換え、堺筋線に乗って「長堀橋」で降りた。
 堺筋と平行して、1本心斎橋寄りの通り、長堀通よりは日本橋寄りにある。
 これを、口答でいわれるとまだまだピンとこないのだが
 地図で見ると、大体この辺はわかるようになってきた。
 地下鉄を降り地上に出ると、もうすでに暗くなりかかっていた。
 シュヴァル 
                                ブルさんが、ここからすぐの長堀通を渡ってちょっと行ったところだ。
 そう、確かちょうど11月で3周年やね〜、
 そういえば、今回のお芝居にも“馬”が登場するなあ・・・
 とぼんやりと思いながら、真っ暗にならないうちに・・・と目的地に向かった。
 最初の目印は、郵便局。
 すぐに見つかり、また目印の南警察も通り過ぎ、
 地図どおりに行くと・・・ドーンと佇む、まさしく“教会”が!
 “千年町商店街”というちょっとノスタルジックな名前の通りにあった。
 まさに、繁華街の中で、すぐ向こうにはネオンが点りはじめていた。
 1時間前というのに、開場を待つお客さんがすでに会場前にちらほらと・・・前の奈良の時とはうって変わっての大会場。
 この日は、すでに前売りチケットは完売だとか。
 オールスタッフもそろってフル回転。
 先に中に入れていただくと、そこはやはり“教会”・・・
 木造りの長椅子が、規則正しく並ぶ。
 高い天井。
 正面の祭壇のところに舞台が入っていて
 オープニング・パフォーマーの方々のライブのセッティングがされていた。
 後ろには、音響設備が入り、最終チェックがおこなわれていた。
 今回は舞台にも、管弦楽の生演奏=カブト虫楽団が加わる。
 開場時間が近づくと、お客さんの長蛇の列!受付スタッフも増員体制だ。
 入口から正面が、会場となる“礼拝堂”があり、左手に受付。
 ガラガラッと、引き戸になっているその奥が控え室。
 情報コーナーも、教会に関連のあるものばかり。
 教会の案内リーフレット、週報、
 日本キリスト教団発行の“こころの友”というミニコミ誌、
 その他、関連の催し物のちらし等々。
   ※以下、教会週報より抜粋・転載 わたしたちは神のために力を合わせて働くものであり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。
 コリントの信者への手紙- 3章9節
 厳かな雰囲気が漂い、知らずしらず背筋がぴんと伸びる。   Lowo=Tar=Voga 
                                Performance Tour【isotope】http://www.ne.jp/asahi/ltv/net/
 スタッフ伊藤“cue”伸治/音楽技術
 植田英也/演出助手
 海野直子/制作アシスタント
 黒田武志(sandscape)/グラフィックデザイン
 小崎泰嗣/[isotope map]編集長&イラスト
 タジカミツル/音響デザイン
 田中裕也/照明
 タナカ・G・ツヨシ/舞台監督
 東郷文孝/作曲補助
 福井希帆/制作 南弘之/IT大臣
 山里しのぶ/制作アシスタント
 ヨーコ(紋白)/衣裳
 ※50音順
 ※成田真喜 柴田実香/ともに、受付スタッフ
 ジブンはキリスト教徒ではないのだが、教会というところは、実はまったく無縁ではない。
 大学がミッション系(カトリック)だったので、
 主たる教職員は、神父さんで、
 生徒もミッション系スクールから入ってくるクリスチャンが多かった。
 宗教学や関連科目の授業もあり、
 好きで専攻していた音楽の授業では教会でおこなわれる時もあった。
 学校行事には、同時にミサが開かれていた。
 卒業してからも、友人たちの何人かが学内の教会で結婚式を挙げ、参列した。
 教会でのお葬式も一度だけ体験したことがある。
 また幼少の頃、地元の児童合唱団に所属していたので
 クリスマス・シーズンになると、相応の衣装を着て教会で歌った。
 お気に入りは、グノーの“アヴェ・マリア”
 そして“アヴェ・ヴェルム・コルプス”
 特別に入信してはいないが、若かりし頃のこういった経験から、
 少なからず、無意識に影響を受けているだろう。
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