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+ 山下里加
+ 小山田徹(こやまだとおる)

1961年生まれ。京都府在住。1984年、京都市立芸術大学在学中にパフォーマンス集団、ダムタイプを立ち上げる。
主に企画構成、舞台美術を担当。国内外での公演多数。
1992年、コミュニティセンター“Art-Scape”を運営。
1994〜96年、“Weekend Cafe”を運営。
1998年、コミュニティカフェ“Bazaar Cafe”の立ち上げに参加。
2000年、ダムタイプでの活動を休止。個人活動を開始。
2001年、共有アトリエ T-Room の立ち上げに参加。山口情報芸術センターのプレイベントとして、市民との協働プロジェクトを開始(現在も継続中)。
2002年、『Beautiful Life』展(水戸芸術館)出品。
2003年、『ガーデン/山荘の時間』展(アサヒビール大山崎山荘美術館)にて、連続ワークショップを開催。

3月6日(土)4:19PM from小山田 猫道の開墾

 

山下里加様
小山田徹です。

これは、「猫道の夜遊び」の返信です。
さて、今回は、嫁さんのお父さん、義理の父に関しての話です。

前回、ファミリープロジェクトで喫茶六花という喫茶店を嫁さんの家族でやっている話をしましたが、義父はハウストマト農家をやっていて、そこのトマトや近隣の農家の野菜などを喫茶店でも使っています。その義父が、この2月をもって退職することになり、ハウスをつぶす事になりました。義父は去年ぐらいから少しづつ、ある計画をたてていたらしく、家族にある日宣言(相談?)をしました。「私は共同農園をやる」と。家族は当初、ピンときていなかったのですが、良く聞いてみると、とても素敵な計画である事が判ってきました。
その計画とは・・・・。

1、喫茶六花で使う野菜を可能なかぎり低農薬、無農薬で、様々な種類を作る。
2、畑は広いので、様々な人々で、野菜作りに興味がある人々に貸し出し、皆で一緒
  に菜園を楽しむ。
3、休憩小屋を建てて、作業しながら様々な楽しみ方をする。
4、たき火もする。
5、幼稚園や障害者施設と連係して、収穫や植え付けの場を提供する。
6、近隣の同じく退職しているおじさん達のたまり場にする。

というものでした。どうです、凄い事考えてますよね。知らない内に義父は世の中の
最先端を走っているのでした。

これは、応援、手伝いしないわけにはいきません。というよりまぜさせて!!!
と、言うわけで、現在、小屋の設計をしています。もちろん、皆でセルフビルド。少しずつ、無理せず、ゆっくりと始めていこうと話しています。

写真は、退職祝いに娘達がお父さんに買ったアンティークの椅子です。小屋が出来たあかつきには、この椅子でのんびりコーヒーでも飲みながら作物をながめている事でしょう。

この共同農園に関しては、進行状況を随時お知らせいたします。

では、今回はこんなところで。

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