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“PLANET+1 ”/プラネット・スタジオ・プラスワン

この2002年12月を迎えると丸7年になるという。
東京でかつてあった、かのディレクターズカンパニー(通称ディレカン)に参加し
脚本家として活躍していた富岡邦彦氏が関西に拠点を移すにあたって
“プラネット映画資料図書館”に併設する上映できるコヤ
=“PLANET+1 ”が誕生した。
1995年のことである。
その頃自分は再び、拠点をほぼ東京に戻していて
まさしく入れ違いだったので当初の状況はよく知らない。

その存在は
確か大阪界隈の映画館/ミニシアターに置かれていたチラシを見て
知ったのだと思う。

あるいは、情報誌=ぴあ関西版かL マガジンのオフシアター欄をみながら
そのプログラムに驚愕していた。

毎週ぴあ(関東版)のオフシアターをはじめ映画欄を
くまなくチェックすることを習慣にしていた自分は
当時は東京界隈なら大体、どこで何の映画がかかっているかは
常にあたまに入っていて、聞かれたら大体即答できたものだった。

“PLANET+1 ”でかかる映画は
もちろんロードショー公開されてる映画とはまったく別物なのだが
シネマテークと銘うったそのセレクションは
東京でもみないラインナップで魅力があった。

しかもフィルム上映、である。

自分にとっても“PLANET+1 ”はちょっと気になる存在だったのだ。

ここはいったい何?

かつてよく行ってた関西圏のコヤ

[ 3/10 ]