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さて、本番を2週間後に控えて、<花形能舞台>の稽古が行われた。
こういう稽古は、師匠格の人がいて指導するのが普通だが、<花形能舞台>は、敢えて自分たちだけで作ってみたかった。
2日間に分けて行われた稽古の初日は、『自然居士』の1番。
6月23日午後7時、山本能楽堂。
ここは、見所(けんしょ=観客席)が桟敷席で、懐かしい雰囲気の能楽堂だ。 |
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山本能楽堂の2階から。シテ(=自然居士)は子方(=少女)に向かって演技しているが、今日は子方は参加していない。 |
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左側手前は、アイ狂言の役。狂言方は稽古には参加していないので、後見の河村晴道さんが代りを勤めている。シテの前にあるのは、少女の<身代衣>。本番では赤い色の入った唐織を使う。 |
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チラシと同じ場面。ワキは本番では宝生欣哉さんだが、福王和幸さんが来てくれた。 |
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稽古も真剣。 |
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〔鞨鼓(かっこ)〕を舞っている場面。本番では腰に鞨鼓をつけて舞う。 |
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終わったら、まず、舞台の上で、気がついたことを話し合う。 |
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今回は師匠格の指導者を置かないため、提案されたのが、ビデオによるチェック。稽古のビデオを終わってすぐ皆で見るなんて初めてだ。 |
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2階から眺めてみた。 |
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背中も真剣。 |
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