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「どうやったらアニメーション作家になれますか?」と以前、尋ねられた事がある。
私はこの質問はありえない!と思ったのです。
だって、作家です、っていった者が作家なのだから!
次に来る質問が「アニメーション作るのって大変なのでしょう?」という質問。
そうです、とは絶対言えない(実際、そうです、って言ってるけど...)。
アニメーションは簡単に作ろうと思ったら、パラパラマンガみたいにいくらでも
簡単にすぐに作れるし、凝ったものだったらいくらでも追求できてしまう。

しかもどちらを選択しても、間違いではないのだから。
「作るのが大変」でも、苦労して撮影したものを巻き戻して見る、あの瞬間。
あれは作った人にしか味わえない感覚です。
何かの間違いで、アニメーション養成シュミレーションゲームがあったとしても、
この感覚は絶対再現できないと思うのです。
何に対しても同じだと思うのだけど、「継続」する事に意味があるのです。
「継続」している人たちを作家と呼ぶのであれば、
私はまだまだ作家にはなっていないなぁ。

ヨシムラエリ「ウィルソンブラザーズ」

 

 

今年の広島国際アニメーションフェスティバルに行ってきた
animation soupのスタッフ、及びアニメーション作家に
簡単なアンケートをとってみました。

 
フリーペーパー映画虫
VOL.6「animation soup」
特集号(2001年発行)
現在、animation soupは、
アニメーション作家を始め、アニメーション好きな有志が集まって運営している団体です。
毎回、周りの関係者に支えられ、迷惑をかけ、
それでもなんとかよちよちと動いています。
まだまだ課題だらけですが、やりたい事がたっぷりあり、
世の中と共にどんどん進化し続けたいと思います。

animation soup HP
http://a-soup.hp.infoseek.co.jp


かわいい短編アートアニメーションのごった煮スープ
「animation soup 2002」
2002年10月12日(土)・13日(日)の2日間
会場:大阪・梅田「HEP FIVE」8F/HEPホール
入場無料
主催:HEP FIVE
制作:animation soup、POSIDORA

 

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