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このプロジェクトで大事なことは、企画、運営をすべて、学生たち自身が引き受けること。学生たちも部屋の管理、掃除からメンバーの出入りの確認等、全てのノウハウを自分たちでつくっていくところから任されるので、まずは、社会の一員としての自覚を築いていく、というところから始まります。つまり、明日のアートマネージャーの育成の場であるということですから、もちろん、ちらしの作成、展示効果、観客へのプレゼンテーションなどの現場の経験も積む、同時に、約束の時間を守る、といったごく初歩的なことから、大企業のビルを使用するわけだから、企業人とのきちんとした会話をするということまで、社会の中でアートを流通させていくための作法を学ぶ。つまり、実践の場であり、ある意味で教育的現場でもあるわけです。幸い今のところ、大きなトラブルはでていませんが、僕も相当の覚悟でのぞんでいるつもりです。
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