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※第一号店は9月28日でひとまず終了しました。
ペットボトル収集にご協力いただいた皆様、様々な場面でご協力していただいた皆様、サポートスタッフの皆様どうもありがとうございました。
* 会場の写真はこちら

今回のPoly Prac.から誕生しましたユニット、Fammune/ファミューンが制作しましたボートは10月11日(土)淀川の河川敷イベントで浮かべる予定です。また同じくFammuneによるペットボトルブロックも10月18日、19日に開催されますIMI Autumn Festival(http://www.iminet.ac.jp/)にも登場予定です。お見逃しなく!

これは展覧会?工房?ショップ?
1997年、美術家、藤浩志は、自身の家庭で使ったビニールやプラスティッック素材を廃棄しない「家庭内ゴミゼロミッション」を開始。社会に排出するゴミはゼロになったが、家庭内のビニプラ素材は日々増え続け、生活を脅かすほどに蓄積されていった。そんな困った状況の中で、藤浩志は発想を転換させ、「ビニールプラスティックコネクション(VPC)」 を始めました。VPCでは、廃棄物だったビニプラを素材に、生活を楽しく、豊かに過す生活用品などを制作。また、全国各地で「VPC」をきっかけに、新たな生活様式や地域活動が創出される現象も起こっています。2003年9月、大阪・新世界のフェスティバルゲートからはじまる「Poly Prac」は、VPCで蓄積されたアイデアや技術、ネットワークなどを共有する場です。これまでに制作されたビニプラプロダクトなどの展示をはじめ、オリジナル商品の開発や技術習得のワークショップなども開催。年齢、経験を問わず、どなたでも参加できます。

●Poly Prac:ポリ系素材とプラクティス(実践)を掛合わせた造語です。

■日時:2003年9月16日(火)〜9月28日(日)13時〜20時
■入場料:300円(高校生以下無料)
■場所:フェスティバルゲート1F
■主催:大阪市、(財)大阪都市協会
■広報:ハラアートオフィス
■企画・制作:雨森信
*問合せ:06-6646-0234/アーツパーク事務局

*当日スタッフ募集中
 watanabe@sap-s.jp まで

*ペットボトル回収協力者募集中!

■オープンイベント・Poly Pracカンファレンス
9月15日(月) 13時〜15時 
「poly prac.システムと実践」藤浩志+服部滋樹(graf)
参加費500円

■ ワークショップ1 設営ワークショップ 
9月13日(土)-14(日)
* 藤浩志とサポートスタッフが構成を考え、共に展示空間を作ります。(見学可)
 
■ワークショップ2 工房オープン
参加費:一般1000円/高校生以下500円(入場料込)
9月20日(土)・21日(日)・23日(火)
9月27日(土)・28(日)13時〜
○ファッション系工房/お菓子のパッケージなどから洋服、バッグ、アクセサリー等制作します。 
○工作系工房/ペットボトルからカヌーやオブジェなど制作します。
○ インテリア系工房/主にペットボトルなどから家具・照明・カーテンなど制作します。

* ペットボトル工房参加希望者はペットボトルを持参ください。収集方法はこちらです

*ワークショップ参加希望者は
 
watanabe@sap-s.jp までお申し込み下さい。

■ワークショップ3 かえっこ 
9月21日(日)恵美小学校にて開催 詳細はこちら

 

■藤浩志(参照:long interview)は、アートの概念を美術史の上に成立しているものではなく、「社会的に価値を認められていない存在(または意識)を価値のある存在として立ち上げるテクニック」として捉え、協力・地域・適性技術の三つを表現の手法・素材として既存のアートスペースだけでなく、様々な場所で表現活動を行うアーティストです。



■Vinyl Plastics Connection(略してVPC)(参照:http://www1.linkclub.or.jp/~fuji/VPC/index.html
1997年、藤浩志が家庭内から排出されるビニールやプラスティック素材の廃棄物を収集するという「家庭内ゴミゼロミッション」を始めて以来、膨大な量のビニプラ素材が日々増え続け、家庭生活を脅かすほど蓄積されてしまう。そんな状況を克服しようと構想されたのものです。これらのビニプラ素材を「20世紀後半、大量消費社会の到来と共に発生し、21世紀前半、その存在が危惧され消滅に向う素材」として捉え、それらの素材を利用した新たな生活様式や地域活動の創出を模索するためにはじめられたデモンストレーションとしての表現VPCは、藤浩志がシステムを提案し、参加者によって具体的な作品が生まれてくるというしくみとなっています。これまでに様々な人々や組織、また表現の現場や出合いの中で様々なプログラムが作られ、美術館だけでなく学校や公民館、商店街や空き地などで地域住民との関わり合いの中で行われてきました。



■Breaker project(参照:Breaker vol.01)
Breakerとは、破壊者という意味と同時に、(あるチャンネルを使って) 交信をしようとする人という意味があります。今回はそれぞれ独自の表現手法を用いて社会との接点をもちながら、既存の枠組みを美しくreconstruct(再構築)していく活動を行っているアーティスト、藤浩志、伊達伸明、きむらとしろうじんじんの3人をセレクトし、大阪新世界の街を舞台に様々な試みを行うことになりました。このプロジェクトは3人が同時期に行うのではなく、シリーズとして9月、11月、3月(2004年)と順に展開していきます。

*今後の予定
●1月 伊達伸明による建築物ウクレレ化保存計画
●3月(2003年)きむらとしろうじんじんによる野点・焼立器飲茶美味窯付移動車
●2004年4月以降 オランダよりFranck Bragigand 招聘、滞在制作予定

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