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大阪市から世界へ地域に根付いた音楽活動を支援する新事業

+ 大阪AIS
音楽家を本当の意味で支え、育てていくことが出来るのは、その音楽家を継続して聴きに来てくれるお客さん(=ファン)である。


2005年度

 

 
 大阪市と(財)大阪都市協会は、本当の意味での「大阪のアーティスト」の育成を目的として、2003年から大阪アーティスト・インキュベーション・システムを立ち上げました。オーディションを実施し、選考委員によって選ばれた数名のアーティストは、長期的サポートを目的とした以下のプログラムに参加していただきます。
 アーティストにとって貴重な財産=「あなた自身のファン」をこの活動で獲得してください。

1. 2005年10月〜2006年3月の間、及び2006年4月以降大阪市立施設を中心に
  演奏会に出演
・チケットノルマはありませんが、なるべく多くのお客様にご来場いただけるようご協力ください。
・出演料が規定により支給されます。

2. 2006年度以降「大阪市推薦アーティスト」として大阪市を中心とする
 各地の催し物への出演依頼
・出演の強制などはありません。
・出演料が規定により支給されます。

本年度のオーディションは2005年8月15日(月)に開催されました。

【2005年度オーディション結果】
応募総数84件の内、書類・録音による一次選考を通過した35人(組)を対象として、下記の通り二次審査を実施しました。

日時:2005年8月15日(月)11:00〜18:30
場所:大阪市立青少年文化創造ステーション(ココプラザ)
選考委員:ゲルハルト・ボッセ(ヴァイオリン・指揮)・北野徹(打楽器)
     田尻洋一(ピアノ)・田中勉(声楽)・福本健(評論)・松下悦子(声楽)

〜講評(二次審査を終えて)〜
 「みんな上手ですね。」全ての演奏を聴き終え、会議の会場に入るとすぐに誰からともなくもれた一言。今回で3回目を迎える大阪AISのオーディション。事業自体の活動の実績が増え、対象となる演奏家のレベルがはっきりしてきたこともあり、演奏技術の水準が初年度に比べるとずいぶんと上がってきた事を象徴する一言です。
 このオーディションで選ばれる音楽家は、複数年に渡るコンサート活動の中で自分たちのファンを獲得していくという事業によって支援されます。この事業の趣旨に合致する音楽家を選考するために、単に技術力が優れている人を選考するというのではなく、音楽を通じて伝えたい「何か」を強く持っている事を感じられ、演奏家としての輝きを持っている人を選び出すという姿勢での選考を初年度から一貫して続けてきました。
 今回のオーディション会場は音響など、クラシック演奏家にとって恵まれた環境ではありませんでした。楽器によって特性があるので、一様には言えませんが、これから様々な会場で自分の演奏を披露していかなければならない若い演奏家には、音を発した瞬間にその会場の特性を感じ、その場にあわせた演奏を作り上げる柔軟性が求められます。いつも練習しているのと同じ演奏しか出来ないというのではいけないのです。今回の会場は、そういった柔軟性を持った演奏を出来た人とそうでない人の差が際だつ結果となりました。
 今年のオーディションも前2回と同じように、選考委員全員の意見の一致によって2名の音楽家を選考しました。とても若い2名で、現時点で十分に完成された音楽家の演奏を聴かせてくれたというのではなく、若干の荒さもありました。しかし、それぞれが音楽の中に込められたメッセージをとても感じさせる演奏を披露してくれて、今後の演奏活動を通じての成長がとても楽しみな2名です。(選考委員一同)


〜オーディション通過者〜
新實 紗季(にいのみ さき)/クラリネット
2005年3月国立音楽大学卒業。同大学卒業演奏会の他、エメラルドホール新人演奏会(愛知)、国立音楽大学同調会愛媛支部新人演奏会、都内でのサロンコンサートなどに出演。堀内信彦、浜中浩一、武田忠善の各氏に師事。東京都在住。

松浦 梨沙(まつうら りさ)/ヴァイオリン
京都市立芸術大学在学中(3年生)。大阪市在住。
2003年3月夕陽丘高等学校音楽科卒業。現在京都市立芸術大学音楽学部3年生。
2001年第14回和歌山音楽コンクール第2位(1位無し)、2001年第4回「長江杯」国際音楽コンクール第2位、2002年第4回「万里の長城杯」国際音楽コンクール第1位、第56回全日本学生音楽コンクール大阪大会入選、2005年第10回神戸国際学生音楽コンクール優秀賞並びに神戸市民文化振興財団賞受賞。
2004年ザ・フェニックスホールにおいてデビューリサイタル開催。2005年アゼリア推奨新人演奏会に出演。青砥華、本多令子、梅原ひまり、小栗まち絵、エヴァルト・ダネルの各氏に師事。


〜2005年度オーディション総受験数 84件〜
  ピアノソロ 23名
  声楽ソロ 11名
  管楽器ソロ 18名
  弦楽器ソロ 7名
  打楽器ソロ 1名
  その他ソロ 4名(チェンバロ2名、リコーダー・ギター各1名)
  アンサンブル 20組

〜2005年度オーディション一次審査通過数 35件(内1名二次審査辞退)〜
  ピアノソロ 10名
  声楽ソロ 3名
  管楽器ソロ 6名
  弦楽器ソロ 3名
  打楽器ソロ 1名
  その他ソロ 1名(リコーダー)
  アンサンブル 11組




2005年度の公募詳細はこちら(PDF)
【要項1】
【要項2】
【要項3】
【要項4】



左のメニューの「コラム&インタビュー」には「録音審査って・・・」「若手音楽家を取り巻く現状」などオーディション受験希望者には是非読んでいただきたいものがあります。一度ご覧ください。

大阪AIS担当ディレクターによる私設サイトはこちら
http://home.att.ne.jp/grape/john/ais/aisframetop.html
オーディションについてのFAQ(よくある質問と答え)なども掲載しています。

2004年度のオーディションについての情報はこちら
2003年度のオーディションについての情報はこちら

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