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| 丼池に住む甚兵衛さんに売子の口を紹介された男、天満源蔵町へやって来る。笊(いかき)屋十兵衛さんから笊の荷売りを頼まれ、叩いても潰れない笊と言って売るようにと指南を受けて、米相場のたつ堂島へ。相場師にいたく気に入られ、着物や借家、大坂城、生駒の山までやると言われる。「うちの身上潰れてまいまんがな」と番頭。男はポンポンと笊を叩き、「潰れるような品もんと、品もんがちゃいます」 |
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| 宿屋に自称鳥取の金持ちがやって来て、大ぼらを吹く。宿の亭主から頼まれ、高津さんの富くじ一枚を、一番の千両が当たったら半分やると約束してトラの子の一分銀を出して買うハメに。その札が一番に当たってしまう。ふるえながら宿へ帰り寝ている男のところへ、これまたふるえて下駄を履いたままやって来た亭主。「はよ祝い酒を」と布団をめくると、男の足下にも雪駄が……。 |
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