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+ 小島剛(こじまたかし)

大阪在住の音楽家。主にmacintoshとプログラミングソフトmaxを使って即興音楽を中心に国内外で活動中。

+ 塙狼星(はなわろうせい)

1963年生まれ。人類学を専門とするアフリカニスト。中部アフリカの旧ザイール、コンゴ、カメルーンが主なフィールド。アフリカの踊りと音楽をこよなく愛する。

July 2003 7:11PM from Takashi Kojima  中央アフリカ事情

塙さん。
小島@大阪です。ようやく日本に帰ってきました。南仏での夢のような生活から時差ぼけの夢の中へ移動しております。

 前回フランスからメールした分でフェスティバル"MIMI"のことについてですが、ちょうど僕らが行った時期に舞台芸術の制作関係者のデモとストが相次いであり、参加したMIMIフェスティバルでも同様のことが起こりつつありました。
 が、その話はまた時期を見て書いていきたいです。(音楽だけではない、フランスの文化行政などについていろいろ思うところもあったので・・・。)

 それと、今回このメール交換の話をコンゴでのワークショップ・コンサートプロジェクト"MIMI-south"のオーガナイザーであるフェルディナン・リシャール氏に話したところ、是非、塙さんを紹介して欲しいということだったので、また彼とのやりとりもここで紹介できると良いなとも考えています。

 

さて、本題。
前回の氏の自己紹介メールを読みました。

 氏のメールで書かれていたことですが、現在もアフリカでは資本主義経済が機能しながらも伝統的な社会規範の中で生活している地域があるとは非常に興味深いポイントだと思います。
それに関連して、幾つか中央アフリカの特徴についてお聞きしたいのですが、中央アフリカの国家って、旧宗主国の都合で、国家の領土が形成されてしまったので、ほとんどその特徴って国家単位ではなく、部族単位で表現されていることが適当なのかなとも思いますが、それを承知の上で、旧ザイール、コンゴ、カメルーンなど長期滞在された国々のおおざっぱな特徴(特に人々の生活の様子や性格みたいなモノ?お国柄?)の違いがあれば教えてください。

 また、そういうお国柄的なトピックスがあれば教えてください。
(最近、コンゴ上空で飛行中の飛行機の扉が開いて、百数十人が空から落ちたという「ほんまかいな!」的事件が起きましたが、あれって僕らからすると、なんかアフリカ的だなあとも思ってしまうのですが・・・。)

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