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インターナショナルスタイル[本町駅]

停留場の中央にツートンのタイルが張られた円柱が立ち並び、上部に帯状の照明がある。テーマカラーの緑に小豆色は、「御堂さんのお供え」を意識したものと聞く。今も壁面に当時のまま残る。柱は鉄骨鉄筋コンクリート造であり、当時の技術としては構造を支持できる一番細い柱とした。直線で折り曲げられた天井は構造体が強調され、装飾は排除されている。曲線の吊り下げられた照明器具は、がっしりとした印象をもつ。

1933年(昭和8年)開通時の本町駅。円形照明器具が全体の雰囲気を和らげる。
現在の本町駅。壁面に使われているタイルのえんじ色と緑色は開通当時以来、現在も受け継がれている。

インターナショナルスタイル[天王寺駅]

1938年完成の天王寺駅は、インターナショナルスタイルの代表的なものである。天然石張りの丸柱が並び、格子状の梁型は高い天井に緊張感を与える。梁型の中間に吊り下げられた照明は。メタリックでアールデコ様式を持っている。今も構内に、当時の照明器具が1カ所残されている。内装にはかなりの手間と費用がかかっている。

1938年(昭和13年)4月21日、難波〜天王寺間(3.4キロ)が開通。竣工時の天王寺駅のようす。石張りの円柱が豪華である。
現在の天王寺駅
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